気まぐれな光や音のブログ

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フラットトップのIMRリチウムイオンバッテリーを磁石スペーサーでボタントップにする方法は安全なのでしょうか?

ちょっと気になることです。

最近は、フラットトップ、プロテクト無しを推奨するフラッシュライトも増えてきましたが、依然としてボタントップじゃないと装着できないライトも多いです。

高出力フラシュライトは、IMR21700やIMR18650のハイドレイン(数十アンペアの大きな電流が流せる)が推奨されておりますが、ボタントップのIMRはなかなか購入できません。入手できるIMRはフラットトップであるため、長さが不足して使えない場合があります。

高出力のフラッシュライトは本体購入時に必ず純正の推奨バッテリーをセットで購入する必要があります。まれに別売であったり、純正品が寿命になったり、スペアバッテリーとして並行運用する場合は、自分で別途購入しなければなりません。

ところが、、、普通に販売されているボタントップのコバルト系18650やコバルト系21700は入手しやすいのですが、出力が小さい(数アンペアしか流せない)ためSPEC通りの大光量は得られません。低光量の方が長持ちはしやすそうですが、、、。購入しやすいフラットトップでプロテクト回路無しのIMRは、4mm~5mmくらい短くなってしまいます。

短くても電池ホルダーのばねでしっかり押さえてくれるフラッシュライトもありますが、かなり緩く使えないフラッシュらいともあります。

ボタントップ+保護回路付きと同じ高さにする方法は、、、

①本物のボタントップやマイナスプレートで長くする方法がありますが、製品サイトをみるとスポット溶接が必要なので現実的ではないですね。実物の商品写真です。21700用も販売されてます。写真の左下がプラスキャップです。

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Universal world Store HP掲載商品

②現実的には、マグネットスペーサーをフラットトップに付ける方法です。汎用的なネオジウム磁石と思われますが、ボタントップ化専用として販売されている磁石スペーサーもあります。この写真は5mm×2mmです

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HKHK Store HP掲載商品

 ⓷プラス側にネオジウム磁石でスペーサーをつけても足りない機種もあります。磁石のサイズUPをするか、マイナス側にさらに少し直径の大きいスペーサーを付けることも可能です。マイナス側の方が面積が大きい(磁石は12mm×2mm、10mm×3mm等、、、サイズは機種により調整)ので磁石もしっかり安定します。

ただし、、、5mmも強力ですが、直径10mmや12mmのネオジウム磁石はかなり強力です。この強力な磁力によるバッテリーへの悪影響がやや心配です。

ネオジウム磁石スペーサーはとても簡単で便利ですが、リチウムイオン電池の放電(出力時)と充電時(入力時)のリチウムイオンの反応サイクルに磁場が何らかの影響を与えるないのでしょうか?

リチウムはイオン化し、電子も電荷を持っているため当然磁界の影響を受けます。リチウムイオンや電子が磁界から力を受けますので、充電放電の反応への影響や内部構造への影響等、問題ないレベルなのか、よくわかりません。

バッテリーの専門の方々ならOKかNGか知っているのでしょうが、、、、謎です。実用上気にするレベルでなければよいのですが、、、使用の際はバッテリーの異常に気を付けるしかないですね、、、、、。